１００えん

ここまではあり物の服を改造してなんとかしてきましたが、
スーツの上着だけは自分で作らないとどうにも出来ない雰囲気です。
難関すぎる。

　このシャツの……。

エリはどうしよう！
木綿の生地なのですが、木綿の布なんてうちにないし、
マスクかなんかを切り抜けば良い気もしますが、
これだけの為にやらかすのはちょっと。
そんなわけで、いつものようにフェルトでやる事にします。
フェルトなら常備中ですよ！

　こうなりました。

おお。
さすが同じサイズの人形から奪っただけあってシャツはピッタリです。
当たり前ですが。
エリもこれなら許されるかな。
もうこれで完成でいいんじゃないか。
いつものセリフですみません。

　みじかい。

しかし立ち上がるとこんな。
おなかが！！
やはりちょっと短かったです。
でもスーツ着せれば見えないし、まあ良い事に。

　大量です。

紫の布を買いに行ったら、メートル単位しかなかった。
余裕で100着ぐらい作れそうです。
ほんのちょっぴりでいいのになあ！

　切り出してみた。

ほかのお人形の上着をお手本に、それより少し大きめで切り抜いて見ました。
なんという長方形。
大きめにしたのは、下にシャツを着ているからです。

　ぬいぬい……。

超細かく、まつり縫い。
しかし……。
これがどうもうまくいかない。
縫い物なんて何年ぶりでしょう。

　後回しだもう！

パーツごとに折り目をつけることを先に。
ミシンでやれば良いのでしょうが、
ミシンはもう10年以上押入れの天袋の奥深くに眠っているので出したくないのです。
ちゃんと動くかも怪しいですしね！

　ほらできた！

お気づきでしょうか、布の端っこがすでに処理されていることに。
縫わずに両面テープでなんとかした私です。
小さい服だから大丈夫。
私のへっぽこ手縫いよりもずっとずっと美しい。
両面テープばんざーい！