☆「歌う、大紐育2」感想。超ネタバレです。ご注意下さい。
 相変わらず昴さんと新次郎ばっかり見ています。大変偏っております。
 今回新しく登場した衣装などを、他のキャラクターの分まで昴さん絵で描いていたりしますので、
 そういうのが苦手な方もご注意下さい。

後日思い出した部分を追記しました。少しだけですが。超長いレポを全部読み直していただくのは酷過ぎるので、
 増やした部分は、わかりやすいように、微妙に色を変えています。こんな風に。

 

☆初めに。

 ショウの前の日から、日本列島は超巨大台風に蹂躙されて、大変な騒ぎになっていました。
まず関西方面の飛行機は全滅。
それから新幹線も軒並みストップしてしまったようです。

 帝都から近いとは言えない群馬県民である私も不安で、出来れば前の日のうちに帝都入りしたかったのですが、
前日は夜の11時過ぎまで仕事でそうも行かず、翌日無事に電車が運行する事を祈るのみでした。
幸い関東方面は、朝もきちんと電車が動いていて、私は時間通りに会場に着くことが出来たのですが、
関西方面の方々は来られなかったと言うお話も沢山聞きました。
みなさんとても楽しみになさっていたのにと思うととても残念です。
初日、初回は当日券まですべて完売だったそうで、
だとすると、あの空席はみんな交通機関や、なんらかの都合で来られなかった方たちの席だったのですね。
予定していた回をすべて観劇できた私は本当に幸運でした。
もしも自分が突然のアクシデントで観られなかったら、と思うと考えるだけで泣けて来ます。
また来年もショウが開催され、その時は今回来られなかった皆様も、楽しく観劇できるようにお祈りしております。

 

※以下、ショウの感想とかネタバレです。
 ほとんどが頼りにならない私の記憶で構成されております。
 もしも間違っていたりしたらごめんなさい。

 

☆開場前

 いつもあまり並ばずに、開場ギリギリで並んでいた私達ですが、落日はせっかくなので並びました。
それでも開場20分ほど前。なのですが。
公園に入った辺りに並んでいたのですが、青年館の入り口付近の階段の上から歓声が。
なんだか誰かが挨拶に出てきたようです。
かすかに聞こえる声から察するに、新次郎っぽいけど……。
よく聞こえないし、私達のいる場所からは全然見えなかった。
もっと早くに並べば見られたかなーと思っていたら、彼らは階段を下りて公園の方にも来てくれました。
これがまた近かった。
真横を通過した時も近かったですが、新次郎がしゃべっている間も近かった。
新次郎の他には、杏里とベロムーチョ武田さん。それから税関の役をやっていたお二人。
新次郎は、サニーさんの代わりに、「ぼくなんかが僭越ですが……」みたいに前置いてから、「人生はサプライズ!」コールを。
予想していなかった展開に興奮して、しかも新次郎が近かったもんだから、一生懸命参加してしまいましたが、
もしかしなくてもカメラが回っていたかもしれない。
映っていない事を祈る小心者の私です。
落日だけの挨拶でしたが、前の2日間は雨のせいで無理だったのかもしれませんね。
なんにせよ思いがけず近くで新次郎が見れて嬉しかったです。

 

☆一幕

 前説はいつものようにオージーの登場シーンから。
初回、私達は通路の前の席だったので、彼はすぐ後ろを通過してくれました。
毎度の事ながら、子供達に飴を配りながら登場。
掃除が終わったーとか言いながら、モップもってウロウロ。
そこへ現れたジェミニが、まだ終わってないよ! と突っ込みながら登場です。
初回の時、ジェミニは衣装がちょっと小さいみたい、と言っていました。
前にも増しておヘソが露出していたようです。
相変わらず美しいお腹。
そこばっかり見てしまいます。
落日では前説がものすごく長くて、OGが幕の内側を指して、
「今、向こうから、長いって聞こえた」と言っていました。
長い分楽しくもあったのですが、出番を待ってドキドキしながらスタンバッているダンサーさん達には、
確かにちょっと辛いかもしれませんね!

 武道館で言っていた、DSの映像は間に合わなかったとの事。
予想はしていたのですが、不安が増します。
がんばって下さい。そして主人公が誰なのか教えて下さい。

 

 最初の歌は「LOVEis」でした。
初日と月曜の午前中の回は、サニーとワンペアが揃っていてとっても華やか!
この歌、超大好きです。
カラオケに早く入るといい。
3人で歌いたいです。
サニーさんは客を盛り上がらせる技術が半端じゃありません。
歌詞もセリフも間違えまくりなのに、それが味だなんて。素晴らしいお方です。
むしろかえって盛り上がったりして。
他の人だとこうは行きません。
初日と二日目の午後の回と、三日目以降は、プラムさんがいないので杏里とサニーのみ。
代理で誰か入るのかと思いましたが、空席でした。
いきなり寂しいです。プラムさんがいないだけでこんなに寂しいとは。
次のショウではぜひプラムさんが全日いるといい。
歌の途中でスターVがバックから競り上がって来て、堂々と登場。
久しぶりに見る生昴さん。
1人ずつサニーが名前を叫んで紹介。観客も名前を叫ぶ。
二日目以降は私達も席が前の方だったので叫ばせて頂きました。
「昴さーん!!」 「新次郎〜〜!!」
タイミングがよかったりしてこっちを向いてくれる(ような気がする)とものすごく嬉しい(気のせいでも)

 次の曲は「ここパラ」
スターVに加えて新次郎も登場。
新次郎は、去年よりも若くなったように見えます。
かわいくなった。
そして細くなったような気がする。
髪もちょっと伸びていて、とってもとっても新次郎そのものです。
新次郎はサニーパートを歌ってくれましたが、これがとんでもなく上手だった。
心から感動。
歌が上手くなったんだなあ……。
声の高さがサニーと丁度あっているのかもしれない。

 ここパラは、新昴度が高い曲なので、その点でもとても大好きです。

 均等です。

スターVはこんな風に舞台の上に並んで登場しているわけですが、
この一番右端が昴さんなんですよ。

ですが、新次郎がここに混ざると、

 近いよ!

近いんです。
新次郎が間違っているのか、
それともジェミニが舞台の中心という立ち居地の関係上そうなっているのかはわからないのですが、
他に比べてとにかく近く見える。
その上……。

絵がでかいよ。

ラクガキよりヒドイ絵なのにでかくて申し訳ないです。
みんなで手を広げて踊る場面で、スターファイブは右を向いているのに、
新次郎だけ左向きで、必然的になんかそこだけ二人の世界に見える、新昴フィルター。
これだけでも十分新昴なのですが、ここパラでは、新次郎と昴さんが手を繋ぐパートがあります。
上の並び順のまま、みんなで手を繋ぐのですが、必然的に彼らは手を繋ぐ。
この曲の時はその光景をいつも見ているのに、毎度毎度、繋いでるよ! と興奮せずにはいられません。

そんなわけで、ここパラはただでさえ好きなのに、なお一層大好きであります。

 ところで落日、通路側だったんですが、「ここパラ」で下りてきた新次郎と昴さんに握手してもらいました。
貰ってしまいました。
新次郎は両手でぎゅっとしてくれたよ。
新次郎の手はさらさらしていた。
化粧の関係かもしれない。
昴さんは手を伸ばした人に満遍なく握手してくれた。
とてもやさしい手でした。
やわらかくて、冷たくも熱くもない……。
昴さんの、あの細くて優雅な手に……。
触っちゃったんだなあ!!!
でも興奮していてあんまり実感がなかった。
感触だけを覚えています、
すぐ横で踊っていたのに。
新次郎と昴さんがすぐ横に。
それってどんなサプライズ。
落日だったと言うのも興奮度が高いです。
なんてこった。あれは夢だったに違いない。
新次郎の次に昴さんがやってくるのも陰謀だった。
次の人が違う人だったら、握手してもらえない、ギリギリの位置でした。D列。
ああ。

 オープニングの興奮が冷めやらぬままに、去年と同じように、入国シーンがありました。
ベロさんが登場。
なぜかベロさんが登場した時、私は「ベロー!」と叫んだ。
不思議だ。
紐育からショウを見始めた私には、あまりどういうお方かわかっていなかったのですが、
三日目にあんまり近くにきてくれたのでつい。
ブラジル人だって言っていたよ。
入国できないまま追い出されていたけどどうなったんだろう。
最初の三日間は、ヤングシンガーだって言ってそのまま歌わずに場をごまかしていたのだけれど、
落日では「ゲキテイ」を降り付きで踊ってくれました。
思わぬところで「ゲキテイ」聞けた。
しかし、検問所のお兄さん達に、「ここは紐育だぞ!」って追い出された。
「帝都に帰れ!」って言われたよ。
ヒドイ扱いに笑った。

 双葉さんもここで登場。
なんてかわいらしいお母さんなんだ。
実家が宇都宮らしい事もわかりました。
落日は「栃木県 宇都宮市 さくら 202」って住所でした。
他の日は違ったのかな。覚えていないので確認できませんが。
実在の住所だったらどうしよう。
連絡先の紙に、上記の住所のほか、「宇都宮餃子は世界一」って書いてあった。
なぜ餃子のPRを……。
※後日頂いた拍手で、宇都宮市 桜 は実在の住所だと教えていただきました。 子供新次郎はそこに住んでいたんだなあ!

 入国シーンのあとは日常の風景に。
お茶をしているスターVのみなさん。
お茶について昴さんが長々と語る。
初日夜はちょっとセリフをかんじゃった。
他の方が間違えてもあんまり目立たないのですが、昴さんがやるととても目立つ。
あんなに複雑で長いセリフなのに大変です。
落日で昴さんは、クリームパフのハコに入っていた、オマケのカードをすごい見てた。
それはそれは見ていた。
取り出して、回したり遠ざけたりして、お宝鑑定さながらにじっくりと。
ちなみに落日クリームパフは売り切れでした。

 色々と質問してくるリカに、昴さんはシュークリームを与えて黙らせる。
さすがです。
二日目の時、リカのシュークリームからクリームが盛大に零れていたよ。
床は無事でしたか。
リカの食べ過ぎ状態を気にしてか、何回目からか、昴さんがリカに与える二個目のシュークリームの大きさがかわってたよ。
小さくなってた。
そういえば、このシーンは途中で昴さんのセリフが追加されていました。
新次郎はどこに? って質問に、「地下で大型キネマトロンの調整に……」とか答えてた。
なぜ知っているんだ昴さん!
新次郎を把握しているお方。

 サニーとワンペアが登場するのですが、ここはプラムさんのいる回といない回で大幅にお話が違いました。
プラムさんの提案で「プチミントでクレオパトラを!」となるのですが、
他の時には杏里のアイデアになっていました。
その時に代理のレッドベリーも初登場。
彼女の出演している回は、彼女の成長物語みたいになっていて、全然ショウの内容が違っているので面白い。

 

 プチミントで出るなんて無茶ですよ!
と言う新次郎を慰めたりしながらダイアナさんと新次郎が「タブー」を歌います。
「女になるわ〜」がなかった。
DVDバージョンでした。
でもやる気になった。
この時の皆の踊りが無表情で笑ってしまう。
昴さんは、ぴょん! って飛ぶよ。両手を前に出して。
このドラマの間に、新次郎は「だって恥ずかしいんだモン!」っていってた。
モン! って。
かわいくいってた。どうしようもないな! もう! かわいいやつめ!

 

 その後は「夜明け」なのですが、
ここで残るメンバーが退場する時、舞台の後ろ側が暗転して、座っている人々がそのままセットごと回転して消えていくのですが、
新次郎を昴さんが慰めていてとてもよい。
長椅子に座ってしょんぼりしている新次郎の横にわざわざ椅子を運んで、
二人の世界になっていた。
紅茶を入れてあげたり。
レッドベリー出演の回では、座る位置が逆になっていたりしてさらに二人の世界でした。
昴さんは、椅子を運んできて、そこに新次郎を座らせてあげた。
すごいサービスです。
新次郎の為に、昴さんが、椅子を持ってきてくれるんですよ。すげー。
肩をぽんぽんしてあげていたよ。
シュークリームをめちゃくちゃ勧めていた。
気にせずにおたべ。言わないけど。
新次郎は指を一本立てて、「では一個だけ……」声はきこえませんが!
実際に一個食べてます。
そんな風にフェイドアウトしていく二人をじっくり見ながら、ジェミニとリカは明るく歌ってくれます。
二人とも歌がとっても上手になった。
素晴らしい舞台を作ろうね! と誓い合う二人。

 

 素晴らしい舞台な流れのまま昴さんの「舞台」
ついに来た!
しかもこんな前半に!
すっごく楽しみにしていました。超期待していました。
しかし考えていた以上に素晴らしく、完璧で、妥協の一切ない踊りとシャウトでした。
CDの通り、いや、それ以上に、昴さんはシャウトしていた。
声が裏返る、ギリギリの場所まで叫び声を……。
足元が動く歩道みたいになっていて、昴さんはその上を美しく歩いていました。
途中でバッと飛び降りて、スタッとポーズ。かっこよすぎる。
踊りは、全身を使う複雑なダンスで、園崎さんがブログでおっしゃっていた通り、とてもハードなダンスでした。
初回、ちょっと歌詞を間違えてしまったのですが、多分始めて聞いた方は気が付かない。
私も実は気が付かなかったというのはないしょです。
ものすごく自然にごまかされてしまいました。
でもこの歌が聞けただけで超満足……。
落日では、本当にものすごくシャウトをなさっていて、顔を上げた時髪が乱れていた。
それがまた色っぽくてハァハァ物だったのですが、
そんな絶叫シャウトでも、声は美しいまま。
なんて人だ昴さん。
今回のショウの中で、もう二度と見られないかもと一番寂しかったのはこの歌です。
本当に素晴らしくて、完成度の高い歌と踊りでした。

 

 昴さんの歌の背景の、ビル街なカキワリがくるっと回転して、あっという間にダウンタウンへ。
サジータさんの、「ブラックペッパー」
美しい歌声にうっとり。
バックダンサーさん達は、ダウンタウンの住人のみなさん。
白人と黒人混在です。
歌の内容が結構ハードなので、ダンスも情感の篭もった物でした。

 歌が終わったあと、ダウンタウンのみんなに酒を勧められてグイグイのんでしまう姉さん。
後ろ向いて進もうとしたら、皆にアブナーイ! と止められる。
ダウンタウンでも一番危険な地区なんだ!
とか言って。
でも実は奈落が開いていました。
「前に陶山とか言うジャパニーズが落ちた」って言ってたよ。
会場大爆笑。
みんなさすがに知っているんだな。
「下に偶然流木があって助かった」らしいです。
あった。たしかに流木が。
そして助かった。

 サジータさんがさらにお酒をガンガン飲んで、リカの「ピンクエレファント」へ。
その酒は特別で、飲みすぎるとピンクの象が見えるんですよ、と、仲間に忠告されていた通り。
「ピ、ピンクの象みえた!」とサジータさん叫ぶ。
この言い方がとても楽しい。
毎回違っていました。
三日目は、
「はい! 見えました! ピンクの象見えました!」 と生徒のように報告。
落日では、「先生!! 見えましたーー!!」って言ってたよ。
先生って誰ですか。ラッシー先生ですか。
さっきの奈落からピンクのゾウさんの衣装を着たリカ登場。
あの時サジータさんが落ちていたら、ピンクの象がたまたま下にあって助かった状態になったのでしょうね。
ダンサーさん二人も象。
ミニスカにちょうちんパンツでした。
エロイ上にイロモノ。
リカの定番なのか、タップでしたが、む、無理しなくてもいいよ!
とってもがんばっていましたが、あやしい箇所がいくつか。
でも最初から最後まで笑顔を絶やさず、リカはものすごくリカでした。

 

 街並みの一部が5番街に戻り、そこでいちゃつく男女。
キスする彼らを見て、「さすが紐育だな」と感動する双葉さん。
本当にかわいいお母さんだな!
「わ〜お〜」って言ってたよ。
舞台を見たらますます彼女が好きになった。
「それから…」を歌います。
なんだかCDで聞くよりも上手かった。ような気がする。
キャピキャピした雰囲気が薄れているというか。
今回双葉さんが全体的に本当にかわいらしくて、あの親子がセットで出てくるととてもトキメキました。

 

 歌が終わって去ろうとする双葉さんの背後から新次郎登場。
気が付かずにはりきって体操。
「健全な!」
「精神は!」
「健全な肉体に宿る!」
とかいいながら珍妙な体操。
その動きにみんな爆笑。
ビリーズプートキャンプ?
最後は両手を胸の前でくるくるしてたよ。
柔道の「注意!」の動きみたいな。わかりにくい説明でごめんなさい。
でも日が経つにつれて、この体操は進化していき、段々へんてこになってきた。
ジェミニのダンスを真似したり、面白すぎるよ新次郎!
落日では、「いつもの体操だ! 教わったダンスを全部やってみよう!」ってはりきってた。
そして実際に色々やってた。
サービス精神旺盛なモギリさん。

 それを目撃した双葉さん、ようやく息子と再会。
体操している新次郎の動きを真似したりしていたよ。嬉しそうに息子の様子を見学。
これも後半のアドリブなんだと思います。
なにせ新次郎の動き自体が不確定なので(笑)
「まさか……母さん?!」
「新・くん(ハート)」
ぎゅーっと抱きつく双葉さん。抱きつき一回目。
この抱きつき方、完全に前方に倒れて新次郎に体重を預けているので、彼が受け止め切れないと、
親子共倒れの素晴らしいハグです。

 

 「大きな男になるんだぞ!」という母に、
「ぼく、世界中を見たいんです!」と、ここで「アラウンドザワールド」
親子はもちろん、スターVやサニーやワンペア、ボブ・ラッシー先生も登場する、とても美味しい一曲でした。
電車のように繋がって出てくる先頭は昴さんで、双葉さんに向かって美しくお辞儀。
みんなが登場する曲はやっぱり嬉しいし盛り上がる。
こういうのを見るたびに、見に来てよかったな! と、心から感じます。
紐育のショウがあってよかった。
サクラVに出会えてよかったなあ、って。

 

 大盛り上がりの一曲が終わると、
大型キネマトロンと言う名のスクリーンが下りてきて、サクラとエリカが画面に登場。
さっきお茶のときに、昴さんが言っていた奴ですね。「新次郎が調整していた」アレ。
サクラ、エリカ、ジェミニと3人で「花雪洞」を歌います。
サムライトリオを結成しました。
途中でジェミニはいつものように妄想して(?)サムライになりきっていましたが。
花雪洞はほどよいテンポで眠気を誘ってくれるので困ります。
歌が上手なら上手なほど、心地よくなってくる。しかも長い。
二回目はかなりやばかった私です。

 

 歌い終わった後、スクリーンにはシアターのマークが現れて、サニー登場。
そのサニーに、「やっぱりプチミントで舞台なんて無茶ですよ!」 と泣きつく新次郎。
「母さんがいるから女装は嫌だ、なんて言えない……」 なんつって苦悩。
会場からは、かわいいかわいいと、沢山声援がありましたよ。
そこへその双葉さんが登場し、すかさずサニーの背後に新次郎隠れる。
これがまたかわいかった。
サニ新萌えの方はたまらんかったに違いないです。
隠れる相手が昴さんだったら……とか妄想しました。
あちこち隠れきれずに、はみ出しますが。
結局、全然隠してくれなかったサニーさんにあっさり前に出されて、母さんに女装がばれた。
しかしそこは双葉さんです。

 「か〜わいい〜〜」
とあの素敵ボイスで大喜び。
サニーは「そうでしょうそうでしょう」と相槌を打っていた。
サニーもやはりかわいいと思っているんだな。
一方双葉さんは新次郎のまわりをぐるー〜っと回って。
「新くんは、女にもなれたんだな!」
「でっかい男になったな!」
などと名言を連発。抱きつき二回目。なかなか離れない時もあり。
新次郎困惑。
そういえば、このとき双葉さんは、「新くんひとりしか産めなかった」と告白していました。
新次郎ひとりっこ確定。
次郎だけど次男じゃなかった。

 落日では、「お母様をお席に案内して差し上げなさい」とサニーさんに促された新次郎が、
双葉さんをエスコートして退場するシーンで、
それまで毎日言っていた、「足元に気をつけてくださいね」 のあとに、
「この前も陶山とかいう日本人が……」
なんて呟きながらフェイドアウトしていきました。
おじさんですよそれは!
無事だったおかげで笑い話になって本当に良かった。
笑い話どころか、陶山さんのあの奈落落下事件は伝説となった。
きっと今後も奈落や足元注意の話題が出るたびに、陶山さん落下事件はネタにされる気がします。

 

 プラムがいたときは、多分、ここでサニーとワンペアの幕間劇がありました。
場所、間違っているかもしれません。
「プラム、なぜ君は午前中しか出ないんだい?」
サニーさんのするどい突っ込み。
うろたえるプラム。
本気でうろたえているように見えました。
予定にあったのかなかったのか、プラムさんは強引に踊らされた。
その後杏里も踊らされた。杏里は予定通りに見えた。
ついでにまったく予定外にサニーも踊らされた。
レッドベリーさんの回は、彼女だけが踊らされていましたが。
ちなみに2日目の午前中、サニーは3回も踊らされて大変な事になっていました。
サニーのダンスはやる時とやらない時があり、彼の体力とやる気に大幅に左右されております。

 この幕間の劇は、完全に躍らせ合戦になっています
落日では、レッドベリーさんが現れるなり、
「オーナー……」
「なんだい? レッドベリー君」
「踊ってください」
っていきなり言った。
どういう脈絡だ!
脈絡がないけど面白いよ!
でも落日しか見ていない人にはわけがわからないんじゃないか。

 みんなが退場した後、ラッシー先生が舞台の素晴らしさを解説。
エロス。
巻き舌で。
エッルルルルルロース。
あとアガペ。
愛がテーマらしいです。

 そのままの流れで「愛の花」
愛がテーマって事で。
これがまた……!
素晴らしかった……!
昴さんの衣装が一新されていました。
前のショウの時の愛の花よりも数倍すばらしかった。
歌も、踊りも。演出も。
一回目と単純に比較しやすいシーンだったので、段違いに完成されていて感動。
一幕のラストだったので、盛大に紙吹雪も舞いました。
ダイアナさんが昴さんの首に手を回して、後から耳の辺りの髪に触れる。
た、確かにエロスだ!!
ラッシー先生は正しかった!
バックダンサーさんも、前回のあやしい動きではなく(失敬な)、完全に歌に溶け込んでいました。
前はちょっと歌の雰囲気にあっていなかった。
今回のダンサーさん達は、薄地の真っ白なドレス。
手には和風の白い扇子。
舞台の上からは滝のように流れ落ちてくる真っ白な布。
そして紙ふぶき。
本当に美しい舞台でした。

 

 

☆二幕

 20分の休憩の後、二幕へ。
休憩の前には新次郎が私物で物販のCMもしていましたが。
かわいらしくてほほえましい。
「ぼくの私物なんですけど!」
って言いながらCM。
しかし毎度毎度、Tシャツとバッグは売り切れ中。
新次郎が見せびらかしているだけじゃん!
「ありがたい事に売り切れました」 とか報告してくれたよ。
2日目の夜からは、ネクタイもショウで売られたものに変わった。
落日で、「成人式とかに……」って勧めてたよ。
しないよ! そんな超趣味的なもの!
でも売れ残っているっぽいので、ついネクタイを買ってしまった私。

 最初の歌はジェミニの「Zing Zing Zing」
今カタカナで書いて変換したらジンジン人になってちょっと笑った。
何人だろう。
ひたすらにジンジンジン♪ と言う歌詞が続く、
この衣装を昴さんに似合うに違いないと、2日目に一生懸命メモったりしました。
そして浪漫堂で清書しました。
この時は知らなかったのですが、あとで教えてもらったサイトに、衣装もばっちり掲載されていました。
無駄骨。
でもその日のうちに描けたので満足です。
その日のうちに描けた割には、ホテルで結局UP出来ずに無意味でしたが。

 

足元がかわいらしい衣装です。銀色のラメラメ。
全身、帽子やチョーカーはもちろん、髪のヒモまで銀。
ベスト、パンツ、靴の、サイドに入っている、二本の線のみオレンジでした。
お臍丸出しなのがジェミニらしい。
絵は昴さんですが、スタイル抜群のジェミニにとても似合っていました。
落日にはサニーが出てきたよ!
あの衣装どうしたんだろう!
ジェミニの舞台を一瞬奪った。
最後まで居座るかと思いきや、すぐに去ってしまいましたが。
さては踊れなかったんだな。

 

 ここでコントが入るのですが、これがまたとんでもなく面白かった。
昴さんとプチミントとサジータさんが大活躍。
特に昴さんはオチ担当。
これは言葉では説明しても笑えないと思うので、割愛。
昴さんの名台詞だけを。

「お前……。ペンキ塗りたてだぞ……」

途中昴さんは、「Zing Zing Zing」を鼻歌で唄ったりしていました。
「ふんふんふん♪」 かわいすぎる。

 落日はコントの基本部分以外は全然違っていました。
昴さんのオチのセリフも違っていたよ。

 

 盛り上がったまま、コントに出てきた3名でノリノリに「Try」
素晴らしい人選だ!
3人で並んで、なぜか紙に描いたマイクの前で歌い出す……。
と思いきや、サニーがいいトコを持っていく。
その度に昴さんとサジータさんが追い出すのですが、
かまわず歌う新次郎。
素晴らしい演出に大笑いで大盛り上がり。
しかしこの3人でちゃんと歌うバージョンも見て見たいです。
振り付けがすごくかっこよかった。
あ、プチミントは新次郎でよろしくお願いします。

 

 この歌が終わると同時に、新次郎のセリフが流れ、
ダイアナさんに無理やりクレオパトラを押し付けて逃亡します。
「ぼく、絶対にクレオパトラには出ませんからね!」
新次郎! お前って奴は!

 

 そのまま幕が開いてしまい、クレオパトラの舞台開始。
クレオパトラがなかなか登場しないので動揺するエジプトのみなさん。
従者全員で探し回った挙句、ようやく出てきたダイアナクレオパトラに動揺して、
「ウ”エエ?」と異声を上げる。
「「ウ”エエ?」ではありません!」 叱るダイアナさん。大笑いの私。
落日では、「ぼいん? ぼいん? ぼいん?」とか言ってたよ。 なんだそりゃ。
ダイアナさんもちゃんと「ぼいん? ぼいん? ぼいん? ではありません!」 って言っちゃってた。
ノリのいい人だ!

 アントニオからのラブレターを読んで、殿方の身勝手さに憤る。
昴さんのラブレターだと思うと勝手に喜んでしまう私。
だって、手紙の一人称が「僕」なんですもの。
「ポアゾン」では「私」なのに。
昴さんのラブレターですよ。本当はプチミント宛ですよ。
ダイアナさんに届きましたが。
ダイアナさんはそのまま「モノクローム」を歌います。
この歌がここで来るとは思っていなかった。
しかしお上手。
なんの不安もなく聞いていられます。とても色っぽい。

 

 「もっと野生的な恋がしたいのに……」
危険なセリフを述べるクレオパトラ様。
ジャングルレビューの曲が流れたので、クレオパトラであのお猿さん……と思いきや!
リカはとんでもなく色っぽい衣装で登場しました。
ジェミニの衣装がエロス! とビビッていたのに、リカはそれを上回る衣装でした。

 リカ衣装

昴さんに着せるとエロくない。胸と尻がないから……。
この絵のしっぽについているリボンは、本当はリカの髪についています。
黒地に銀の縁。
足首にファー。
ヘビがぐったりしていてちょっと笑いました。舌出てるし! 死んでいるんじゃないですかソレ!
リカの歌い方も、今までのジャングルレビューと全然違っていて、粘っこいというか、エロス優勢。
持ってきた蛇をクレオパトラに渡して去っていきます。

 

 そしてついに「ポアゾン」
舞台の右手からサジータさんがまず登場。
マントが素晴らしくかっこいい!
メモがむちゃくちゃなので、また後日チェックしてまいります。
そして美しい歌声。
最近サジータさんの、っていうか、皆川さんの声がますます好きで、聞くとクラクラします。

 昴さんは左手から登場。
緑のマント。黒を基調とした服。

 本当はもっとマントが短いです。

この衣装とサジータさんの衣装は模様が複雑で大混乱。
またあとでじっくり観察してきます。
※ 後日実際の写真を見たら、やはりちょっと違っていました。
「ポアゾン」は皆様ご存知の通り、大変エロスな歌詞ですが、生で聞くとより一層大変です。
昴さんの魅力的なお声にあの歌は強烈すぎる。
落日の時は、昴さんの「インシャラー」が神がかって素晴らしかった。
舞台を突き抜けていく美しい声。
鳥肌が立ちました。

 歌っている間に、クレオパトラ様はリカの渡したヘビに咬まれて倒れた。
リカのせいで……。
しかしこのシーン、歌に夢中になっていると気が付かない。
ハッとなった時にはすでにクレオパトラ様が死亡しているという状態です。
歌が終わると同時に舞台も終了。ああ素晴らしかった。

 

 幕が下りて、新次郎登場。ジェミニに「なんで出なかった」と叱られる。
「だってぼく、モギリだモン!」
と、また、モン! でどうにかする新次郎。
納得するジェミニ。
いいのか。
そこへ双葉さんも現れて、新くん〜感動した〜! と、またしても愛する新くんに抱きついたよ。
3回目。
そしてスターVを絶賛。
誰かを嫁に貰おうと提案して、ジェミニに目を付ける。
「嫁になりなさい!」
迫られてすっかり妄想に入るジェミニ。
とてもかわいい!!
こういうジェミニが大好きだ!
大好きだ!
野菜をトントン切ってたよ。
「今できるよ〜」 とか言ってたよ。
改めて双葉さんに嫁になることを促されて、「心の準備は出来ました〜」と返答するジェミニ。
落日は、「心の準備は万端です!」にグレードUPしていました。
さすがだ!
「子供は3人欲しいであります!」
「白い家に住みたいであります!」
とか言っていたけど、最初のセリフ以外は良く聞こえなかったので違うかもしれないよ。
っていうか、毎回違ったよ!
多分、他には、
「結婚式ではゴンドラに乗りたいであります!」
軍人口調になっています。

 落日では、包丁でトントンしたあと、
「新次郎〜お風呂にする〜それとも……。わ・た・し?」
わ・た・しの部分は声に出さず口だけで。
双葉さんに、聞こえなかった部分もう一回言ってって追求されて、またやってた。
口だけで。
退場時には、「宇都宮餃子を作りたいであります!」って宣言したよ。
確かにあの連絡先のメモには、「宇都宮餃子は世界一」って書いてあったけど!
でも新次郎の実家が餃子やさんなわけではないと思うよ。

 一生懸命妄想するジェミニを新次郎が無理やり追い出す。
双葉さんのこのときのセリフも毎回違った。
「子供3人結構だな」
「子供は5人までOKだぞ!」
「母もゴンドラに乗るぞ!」
とかそんなんだったような。
調子に乗って、新次郎に叱られていた回もあり。
落日はジェミニの餃子発言を受けて、
「いっそ工場を作って空輸……」とか言ってた。
そんなに餃子を広めたいんですか。

 結婚を嫌がる息子に、「誰ならいいんだ!」と詰め寄るお母さん。
「リカか?! ダイアナか?! まさか……サジータじゃあるまいな!」
サジータはダメですか双葉さん!
年上はだめなんですか?!
っていうか昴さんはスルーですか?!
婚約者(笑)なのに!
婿なんだな。昴さんは。
落日には「……昴?……」って聞いてくれたよ。
新次郎は「昴さんか……」ってなんか微妙な受け答えだった。
他は全否定していましたが、昴さんはなんか考えてたよ。
複雑なんだな。

 

 このあとはドラマが続きます。
サニーさんとワンペア(レッドベリーさんの回もあり)
よーし奢りだ! レッツゴー的な退場。
しかし回によっては、「割り勘」 でした。奢ってあげてくださいオーナー。
っていうか、どっちにも触れず、「た〜のし〜ぞ〜」って言っただけの事も。
なんじゃそりゃ!
本当に楽しそうじゃないか!
落日はここでダンディ団の皆様も登場してくれました。
「OGに奢らせよう」
「そうだな」
「そうしよう」
オーナー、ひどいです。

 

 その割り勘のお食事会に、スターVは仲良くみんなで向かう。
しかし現場がどこだかわからない。
「誰だ場所も知らずにレッツゴー! とか言ったのは!」 サジータさんの追及。
3回目は昴さんに向かって、
「お前じゃないよな。 レッツゴーとか絶対いわなそうだもんなあ」
って突っ込んで、場内大爆笑。
ぜひ昴さんに言って欲しい。
「レッツゴー!」と。
犯人はジェミニでしたが。
言ってほしいと思っていた昴さんのレッツゴーは、落日に実現。

 鼻で笑いながら、「ふっ……僕が、レッツ・ゴー! などと言うわけがないじゃないか……」
「言っちゃった! 昴今言った! レッツゴー!って言っちゃった!」
よろこぶサジータさん。
さんざん喜んでからかっておいて、ノーリアクションの昴さんを見て、「ごめん」って謝ったよ。
面白すぎます。

 プラムさんのいる回はプラムさんが、レッドベリーの回は彼女が、地図を持ってきてくれます。
打ち解けたレッドベリーに、ダイアナさんは号泣。
特に落日は本気泣き。
サジータさんが、「どんだけ〜……」と心底呆れた声でハンカチを渡す。
それがまた超面白かった。

 お食事会の会場も、回によって違いました。
中華街だったり、イタリアンレストランだったり。トルコ料理だったり。
リカが「ケバブ! ケバブ!」とうかれていたよ。
落日はフランス料理。リカが難しい料理の名前を並べ、なぜか、「ぱせり! ぱせり!」 と喜ぶリカ。
「パセリじゃないだろ……」さりげなく突っ込む昴さん。

 さっそく会場へ向かう一同の前に、
ベロムーチョ武田さんが、コントの時のままの無残な姿で現れ、もう何日も飲まず食わずだと訴える。
リカはもちろんノコを与えていたよ。
やさしいな。
落日だけ、「お前、またいじめられたのかー……」と言っていた。

 ノコを受け取り、「かわいいフェレットちゃんですね〜。いただきまーす!」とやったものの、
ノリ突っ込みで、「こんなん食えるかー!」 とノコを投げ捨てるベロさん。
そりゃそうだけど、リカは怒った。
怒るリカを止めて、ジェミニは財布をベロさんにあげてたよ。
「彼はジャパニーズだった」って。
いい子だなあジェミニ。
ちなみにその劇の間、昴さんは投げ捨てられたノコを拾い上げ、
ものすごくたわむれていた。
これは本当にすごかった。
ジェミニの劇にさっぱり集中できない。
「ノコは食べ物じゃない」ってそっとリカに言ってた回もあり。
昴さんは浪漫堂でも買えるあのノコに絡みつかれる演技を長々としていた。
首をぐるぐる回るノコ。
顔に迫るノコ。
落日では、昴さんの生足によじ登ってくるノコまでやってた。
そんなのどうしてもそっちを見ますよ!

 しかしジェミニの方はちゃんと良い話で終わり、
昴さんは何食わぬ顔で、「空にペガサスが……」とか星を見て語った。
「愛の証だ……」 さっきまでノコと遊んでいたのに。

 

 星空を見ながら「Kiss me sweet」 ついに舞台も終盤です。
この曲を聴くとどうしても泣ける。
サクラのエンディング曲の中でも屈指の出来だと思います。
そして、今までもそうでしたが、みんな本当に素晴らしい歌声でした。
落日の時、ダイアナさんが途中で泣きそうになって声を詰まらせたので、私も泣いた。
今思い出しても泣ける。

 

 幕が下りて、観客全員で手が痛くなるまで拍手を。
幕が再び開いた時、最初はダンサーさん達だけが階段を取り囲むように登場。
曲は再び「LOVEis」
途中からキャストの皆さんが1人ずつ登場して、拍手喝采。
昴さんのこの時の動きが優雅すぎて、毎回釘付けです。
次の人に手を差し伸べるあの動き……。
なんて美しい。
こういうフィナーレ近くの場面も毎回泣ける。

 そしてここでついに「地上の戦士」
会場総立ち。
二階席も今回は自己責任で! と言うことで起立OK。
大好きだ皆……。
プラムさんは、彼女の楽公演でこの曲の時、うるっと来たらしい。
わかるよ。

 最後に、定番の「摩天楼にバキューン!」を全員で。

 

 幕がもう一度下り、総立ちのまま、またしても拍手拍手!
アンコール! アンコール! ……とは叫ばないのですが、気持ちは叫んでおりますよ。
フィナーレは「ここパラ」 でした!
盛り上がる最高の曲だ!
田中先生素晴らしい曲をありがとう!
全員で歌うここパラは本当に最高で、途中でサニーや杏里が舞台を降りて客席にやってきたり、
ダンサーさんたちが後ろから登場したり、大変な盛り上がりでした。
そして大盛り上がりのままに新次郎はものすごく音程を外した。
直れ直れと念じていたけれど、そのパートは最後まで音程を外したまま歌い通した。
前の方で歌が上手くなった! と褒めましたが、ここだけはものすごく外れてたよ!
面白かったしかわいかったけど!

 

 ところで、落日はなぜか間奏の時に新次郎が再び通路に降りてきてくれて、
拍手している指先が触れそうなぐらい私の目の前で踊ってくれて、その上またしても握手してもらってしまった。
この時は結構長い時間すぐ目の前にいたので、私も両手で握手してしまった。
二人で両手をがっしり握りあった。どうなっているんだ。
あれは幻だったのか。
夢か。
二回目だったので初回のようにウロな記憶ではなく、きっちり目を見て本気で握手してもらったよ。
一言ずつだけ会話とも言えない会話をした。
大した事なさ過ぎるので書かないよ! っていうか、恥ずかしすぎるので書けないよ!
でも変な事言ったと思われるのも困るので書いちゃうと(書くのか) 普通に「応援しています!」って言ったよ。
新次郎は、超丁寧に「ありがとうございます」と返事してくれた。
会話じゃないぞそんなの。とか言ってはいけない。
間奏とはいえ歌の途中なのにお辞儀までして。どこまでも丁寧でやさしい新次郎だった。

 落日以外はサニーがこの場所に降りて来ていたのに、
一日に二回も新次郎と握手。
やはり夢に違いない。
銀の紙テープが噴射して、本当にフィナーレ!
終わっちゃったんだな……。
楽日には紙ふぶきも盛大に舞っていました。

 

 終幕後の挨拶は、ゲストさんや初登場の方々をジェミニが紹介していたのですが、
彼女のボケっぷりが素晴らしかった。
天然です。
キャラクターのまんまなんだなあ。
一回目はちゃんとしていたのですが、二回目も三回目も双葉さんとベロさんの紹介を忘れた。
しかも二回目は最後までベロさんの紹介をしなかった。
ジェミニったら!
お客さんに突っ込まれてたよ!
新次郎は「ぼくの母さんを紹介してください」って言った。

 プラムさんの千秋楽は、貰い泣きしそうだった。
素晴らしかったよプラム。
かわいかった。
とてもがんばっていた。
また次回のショウに登場して下さいね!

 本物の千秋楽では、もう泣けて泣けて。
ハンカチで涙をぬぐいっぱなし。
昴さんが最初に挨拶してくれて、災害に会われた方へお見舞いの言葉を述べていた。
そのような時に会場まで来てくれて、本当に感謝していると。
うるうるしていて、でも泣いてなくて、さすが昴さんだなあ! って思ったよ。

 次のダイアナさんは、本気で泣いてた。
またサジータさんに「どんだけ〜」ってからかわれたけど、それでもだめだった。
泣いて泣いて、一生懸命挨拶してたよ。
昴さんは遠くにいたのに、スタスタと歩いていって、慰めてあげていた。
優しい。優しいなあ!
この時ダイアナさんが使っていたハンカチは、その後サジータさんに渡り、色んな人を経由して最後に新次郎が使うことになる。

 リカは泣かなかった。
前はあんなに泣いてたのに、本当に成長したんだなあ……。
挨拶の後、言いたい事は言ったよ! って、ちゃんと締めた。

 リカは泣かなかったのに、サジータさんはダイアナさんに負けず劣らず泣いてた。
「サジータは泣かないんだ!」って後向きながら挨拶して叱られた。
挨拶が終わった後、また後ろ向いてこっそり涙を拭いたよ。

 その次は双葉さん。
初舞台だったそうですが、そうとは感じさせない堂々とした演技でした。
アドリブもいっぱいだったし。
「みんなのおかげだ」 って、新次郎にいつものように抱きついた。
またこの親子が見たい。

 次は新次郎でしたが。これがまた……。
新次郎は全員のなかで一番泣いた。
ガンガンに泣いた。
「かあさんのせいですよ!」
って本当に子供が言うみたいな、駄々こねる声で文句言った。
抱きつかれたからね。
「かあさんが悪いんですよ!」 ってまた言った。
かあさんがわるいんだーうわーん! ですよ。
「二回目は泣かないって決めてたのに。ぼく、男の子だモン! ってセリフまで考えてきたのに!」 とか言って。
会場中から、がんばれーって声援が飛んで、それでまた泣くから大変でした。
「三回目は絶対に泣かない」と言っていましたが、
私の予想では彼は泣く。

 ジェミニは、本当にスターVの代表になった。
コメントも前よりもずっとずっと、堂々としていた。
昴さんは帝都のマリアさんみたいに、みんなを纏める役割をしてくれているけれど、
いつも一歩下がって、辛い部分を引き受け、見守ってくれているお母さんみたいな感じで、
ジェミニは失敗しながらも、努力して努力して、スターV全員の代表を成長しながらやっている。
紐育組そのものって感じがする。
毎年少しずつ、進化しているんだなあ……。

 最後にまた盛大に紙ふぶきが舞い落ちて、幕が下りてくる。
このときの紙ふぶきがすごい量だったのですが、新次郎と昴さんはいつものように隣あっていて、
髪についた紙ふぶきを、お互いにとってあげてたりしたよ。
最後にいいものを見た。

 

 何もかもが、前回よりも数段素晴らしかったです。
みんな、ずっと笑顔で、それだけで本当に嬉しい。
ダンサーさんたちも、生き生きしていた。
そして全員が役になりきっていた。
前の何倍も。
キャラクターを愛してくれて、その役を大事にしようと思ってくれているんだなって、実感できました。
サクラVが大好きな私にとって、こんなに嬉しい事はありません。
また次回、の話になった時、サニーが、「来年」って言ってくれたので、
リップサービスでも嬉しくて泣きそうだった。
誰が言っていたか思い出せないけれど、
「3回目も、4回目も、5回目も、このメンバーで……」 って言ってた時も泣けた。
今書いていても泣ける。
ちなみに、ホテルで書いた以降の三日目以降の分。今書いているここは、帰宅途中の特急電車の中で書いています。
隣の人は普通に本読んでいるのに、私はテーブルを引っ張り出して、泣きそうになりながら、ノーパソでショウの感想を書いている。
やはり夢か。

 昴さんも新次郎も、一層ゲームやアニメのままの、あの方達でした。
大好きだー……。
何か文句があるとすればそれは会場なのですが、それは役者さんの責任ではないので。
次回はぜひともハコを変えて欲しい! 切実に!
段差がないので、ちびっこい私は、前に男性が来ただけでかなり見えない。
立つと本当に見えない。
落日だけは通路側の席だったのでとても良く見えましたが!

 で、でも、来年もやってくださるならどこでもいいです……。弱気。

 

 

 帰宅してから、お風呂の中でなぜか号泣した。
サニーの「来年」って言葉を思い出して。
今年は終わってしまったけれど、次があると。
来年、きっとまた会えると信じています。 このショウに関わったすべての方々に感謝を!

 

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